私がアダルトチルドレンになるまで【幼少期編】

みなさん、こんにちは!あおけみこです。
今回は、アダルトチルドレンである私の過去を赤裸々に書いていきたいと思います。
なぜこの記事を書こうと思ったかというと、

あおけみこ

育児ブログやりたーい!!

と、半ば勢いで立ち上げたこのブログに、数記事投稿して思ったんです。
なんか違うなと。
こんな私が育児ブログ書いたって、説得力が全然ないぞ、と。
それだったら私がどう育ってきたのかを赤裸々に書いて、同じような境遇の人達へ向けて発信した方がまだ役に立てるのでは?と思ったからです。
そしてこの記事を書く目的がもう2つ
私の中の記憶を整理して残しておきたいというのと、忘れないためです。
無意識のうちに、同じような思いを自分のこども達にさせてしまわないように
こども達が大人になって自分のこどもができたとき、同じような思いをしないように
ここに残しておこうと思います。

アダルトチルドレン(AC)について

まず、アダルトチルドレン(AC)について簡単に説明します。

アダルトチルドレン(AC)とは
こども時代の家庭環境によるトラウマを抱えたまま大人になり、生きづらさを感じている人のことをいう

つまり、こどもの時に親から受けた精神的・肉体的な暴力、異常な干渉・抑止によって、本来なら「安心・安全であるはずの家庭」を知らないまま大人になってしまうのです。
なぜ私がアダルトチルドレンなのかというと、私も過去の家庭環境がトラウマになっているからです。
大人になった今でも、生活の中で少しでも記憶と重なる部分があると、パニックになったり落ち込んだりしてしまいます。
詳細は、少しずつですがこれから書いていこうと思います。
自分がアダルトチルドレンかどうかを無料でチェックできるテストがありますので、興味がある方はチェックしてみてください。
アダルトチルドレンチェック
ちなみに私は、「ロストワン」というタイプがすごく当てはまるなぁと思いました!

過去をさかのぼっていくよ

なるべく思い出せる限りのことを順番に書いていこうと思うのですが、読んでいて不快な思いをされる方がもしかしたらいるかもしれません。
そのときはそっとこのページを閉じていただければ幸いです。

あおけみこ(幼少期)について

  • 一人っ子
  • 人見知り
  • 引っ込み思案
  • お絵かき大好き
  • セーラームーン大好き
  • 喘息持ち

いざ自分のことを書こうと思うと、なかなかうまく書けないですね。

あおけみこ

自分のことをちゃんと説明できない・・・ブログなのに本末転倒だ・・・!

(でもこれってアダルトチルドレンあるあるなんじゃないかな、と思っています)
私は結構な人見知りで、母以外の人が近づいてくるとサッと母の後ろに隠れて、服をギュッと握りしめながら「早くどっかいけ・・・早くどっかいけ・・・」と呪文を唱えるようなこどもでした。
口数も少なく、自分から進んで話をすることもあまりありませんでした。
私の性格を踏まえた上で、今回は小学校に入る前までのことを書いていきます。

母のこと

実はこの頃の記憶ってあまりないのですが、断片的に覚えていることを書きます。
まずは母のことから。

母について

  • 社交的(私目線)
  • 頑張り屋(私目線)
  • 八方美人(自称)
  • こども嫌い(自称)
  • 酒豪
  • ヘビースモーカー

当時の私からみた母は、「母の周りにはいつも人が集まっていて楽しくお話をしている」←社交的
「朝早くから夜遅くまで、休みの日も仕事をしている頑張り屋さん」という感じ。
でも母は自分で、「あたしはただの八方美人。本当は人付き合いなんか面倒くさい。ひとりが楽。」と言っていました。
あと、「こどもが嫌い」っていうのもよく言っていました。
じゃあなんでこどもつくったんだよって感じなんですが、母は19歳で私を産んでいて、お腹が出てくるまで気付かなかったそうです。
気付いたころには中絶できない週数だったそうで、「好きで産んだわけじゃないし、お前が勝手に産まれてきたんだよ」
と、なんの話の流れだったかは忘れましたが、普通にさら~っと言われました。
当時小学生だった私は、「あ、そうなんだ・・・へぇ・・・」としか言えませんでした。

あおけみこ

ここからは私が産まれてからの話。

私が物心ついた時から母と2人の母子家庭でした。
私の中では、父親の記憶はありません。
母から聞いたのは、
「お前が産まれてすぐ離婚した」
「働こうとはしなかったけど、お前の面倒はよくみていたよ」
ということだけでした。
先ほども書きましたが、母は朝早くから夜遅くまで土日も関係なく仕事をしていました。
私は日中は近所の保育園に通っていて、保育園が休みの日は、よく母の職場に連れて行ってもらっていたんです。
書類などがたくさん置かれた倉庫(?)のようなところで、お絵かきをしたり塗り絵をしたりして母の仕事が終わるのを待っていました。
私は少しでも母の近くにいられるのが嬉しくて、休みの日がひそかに楽しみでした。
しかし、だんだんと職場に連れて行ってくれる回数が減っていき、私が年長くらいになると、家で留守番が当たり前になりました。
家で留守番をしているときは、喘息持ちなので外で遊ぶことはなく、お絵かきをしたり、セーラームーンごっこをしたり・・・
テレビは禁止だったので、母のビデオコレクションの中からアニメをこっそり抜き取って、それをみたりもしました。
ご飯は、キッチンの棚の中に入っているパンやお菓子を食べていました。
あと、母の物をいたずらして、よく怒られていました。

あおけみこ

「さわるなよ」って言われると、さわりたくなるんだよね(言い訳)


よく覚えているのは、母の口紅で自分の顔や鏡に塗ったくってしまったこと。
怒られるときは、おしりを平手でバシバシと叩かれていました。
私も懲りずに同じようなことで怒られていたので、おしりを叩かれるときいつの間にか「平手」→「竹製の布団叩き」
にレベルアップしていました。
いつも大きな声で怒られて、頭や顔を叩かれ、最後におしりを叩かれていました。
この頃は母の怒鳴り声が怖かったことと、とにかくおしりを叩かれるのが1番怖くて痛かったことが鮮明に記憶されています。

保育園の話

保育園では仲のいい友達が2人いて、いつも一緒に遊んでいました。
友達と遊ぶのはとても楽しかったのですが、先生(特に2人)は好きになれませんでした。
なぜかというと、私は泣いているお友達がいると、泣き止むまで背中をさすってあげることがよくあったのですが、それを見た先生から
「なんで泣かせるの!!」
「また泣かせたの!?」
と、よく怒られていたからです。
私はその先生の大きな声にすぐ萎縮してしまい、だんまりを決め込んでしまうので誤解は解けず、さらに怒られるだけでした。
よく母に、「遠慮がちでこどもらしくなくて可愛くない」と言われていたので、先生達から見ても私は「可愛げのない子」だったのかもしれません。

祖父母について

母の両親・私の祖父母についてお話します。

祖父について

  • スーパービジネスマン
  • 礼儀・マナーに厳しい
  • グルメ

祖父は「超」が付くほどの仕事人でした。
とっても忙しい人で、まず会えるのが超レア!!
住む世界が違うというか、格が違い過ぎるというか・・・
珍しく会えた時は、めちゃくちゃ緊張していました。
でも、会えばいつもニコニコしていて、おいしいものを食べに連れて行ってくれました。
祖父は2017年に亡くなりました。

祖母について

  • 上品
  • 礼儀・マナーに厳しい
  • 大和撫子の如く祖父を立てる

祖母は本当にお上品!
笑う時も口元に手を添えて「おほほほ」と笑います。マジです。
そして祖父をとても慕っていて、まさに「日本の妻の象徴」のような人でした。
祖父と同じく(というかそれ以上)礼儀やマナーにとても厳しく、

  • 姿勢
  • 箸の持ち方
  • 出された食事は残さない
  • 言葉遣い
  • 服は決められたもの
  • 髪は常に肩より短く、目にかかると容赦なくぱっつん
  • テレビ禁止
  • お菓子、ジュース禁止

など、他にもさまざまなことで注意されていました。
時々祖父母の家へ行くことがありましたが、私の中で「おじいちゃんにはほぼ会えないし、○子さん(祖母)は怖い」
というイメージだったので、毎回異常な恐怖と緊張感に襲われていました。

小さなことがACのきっかけとなる

ここまでが私の幼少期の記憶です。
もうほぼほぼ覚えていないんですが、当時の私が思ったことは「お母さんともっと一緒にいたかったなぁ」
ということです。
きっと、楽しかった思い出もたくさんあるはず。
でも全部、嫌な方の記憶にかき消されてしまいました。
私がこの記事で言いたかったことは、「嫌なことや寂しかったこと、ショックを受けた記憶は鮮明に残ってしまう」
ということ。
大人になった今でも、布団叩きを見るとあの時の痛みを鮮明に思い出します。
ショックな言葉を言われたり、叩かれたりすることはこどもにとってはかなりの衝撃です。
そういった衝撃は、小さなこどもの記憶には特に鮮明に残ってしまいます。
私と同じような境遇で育ち、今まさに子育てをしているママさん。
楽しい思い出を作ってあげようと頑張らなくていいです。
ママと一緒にいられるだけで楽しいし、嬉しいんです。
「どこにも連れてってくれなくていいから、一緒にいてよ。」
みなさんもこどもの頃思いませんでしたか?

あおけみこ

自分のこどもには同じ思いをさせたくないから、気付いたときにギュッと抱きしめるだけでも、きっと伝わるはず。

最後までお読みいただきありがとうございました。
へばねっ!

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

この記事を書いた人

岩手県出身・5児の母。
日々ひぃひぃ言いながら子育てに奮闘中。
コーヒーには砂糖とミルクを入れる派。
だけど最近はミルクのみに挑戦中。

アダルトチルドレン目線での子育てや体験談を発信しています!

コメント

コメントする